HSP（敏感な気質）を持つママは、子育てと仕事の両立で悩むことが多いですよね。
でもHSPの特性を理解すれば、育児も仕事もこなしながら、無理なく毎日を過ごすことができるんです。
この記事でわかること
みのりこの記事を読めば、繊細な自分を責めずに、子育ても仕事もバランスよくこなすコツが見つかりますよ！
これから働き方を見直したい方、復職を考えている方の参考になればうれしいです。
HSPが子育てと仕事を両立するときにつらく感じる理由
HSPの方は感受性が豊かで責任感も強いため、子育てや仕事に対して「ちゃんとやらなきゃ」とプレッシャーを感じやすい傾向があります。
心と体の負担を減らすために、まずは何がつらいのかを整理して自分にやさしく向き合うことが大切です。
「ちゃんとやらなきゃ」と思いすぎてしまう
HSPの方は真面目で責任感が強く、「家事も育児も仕事もちゃんとこなさなきゃ」と自分にプレッシャーをかけがちです。
- ご飯は毎回手作りじゃなきゃ
- 子どもにはいつも笑顔で接しなきゃ
- 仕事ではミスは絶対NG
すべてを完璧にこなすのは不可能です。
「がんばるところ」と「ゆるめていいところ」を見極めることで、心の負担はグッと軽くなります。
みのり完璧よりも「続けられること」を大事にしましょう。
人の気持ちに敏感で心が休まらない
HSPの方は、周囲の雰囲気や人の感情の変化にとても敏感です。
- 家族が不機嫌だと「自分のせいかも」と感じる
- 職場のちょっとした言葉に深く傷ついてしまう
そんなときは「自分の気持ち」を感じる時間を数分でも作ってみましょう。
みのり外の空気を吸う、深呼吸するだけでも気持ちが落ち着きますよ。
マルチタスクに弱く、同時進行で混乱しやすい
HSPの方は、一度にたくさんのことをこなすのが苦手です。
- 子どもが泣く中で仕事のメールを返信
- 料理しながら次の予定を考えてパニック
HSPにとって「ながら作業」は大きなストレスです。
みのりやることをひとつに絞るだけで、頭の中がスッキリしますよ。
疲れがたまりやすく、回復にも時間がかかる
HSPは心と体の疲れを深く感じやすく、ストレスの回復にも時間がかかります。
- 夜泣きで眠れないと翌日は一日中しんどい
- 嫌なことを何日も引きずってしまう
- 人と会った後はぐったり…
HSPは「心の回復時間」を意識的にとるのが大切。
みのりお茶を飲む、目を閉じる、深呼吸など、小さな休息で自分をいたわってあげましょう。
HSPでも子育てと仕事を無理なく両立する5つのポイント
HSPは繊細ですが、決して弱いわけではありません。
むしろ、子育てや仕事の場面では強みがたくさんあります！
HSPの強み
- 子どもの体調や変化にすぐ気づける
- 表情や声のトーンから気持ちを察知できる
- 相手に寄り添うことが自然とできる
こうした力は、子どもとの信頼関係を育む土台になります。
また、職場でも「気配りができる人」として重宝される存在になります。
みのり大事なのは、「他人に合わせる」よりも「自分に合ったやり方を選ぶ」こと。
HSPが子育てと仕事を両立するための5つのポイント
HSPが子育てと仕事を両立するために、大事にしたい5つのポイントをご紹介します。
子育てと仕事を両立するポイント
- 頼れるものには、ためらわず頼る
- 完璧を目指さない「7割主義」
- 意識的にひとり時間を確保する
- 「今はこれだけ」に集中する
- 小さな「自分ルール」をつくる
1.頼れるものには、ためらわず頼る
HSPは「人にお願いすること」に罪悪感を抱きやすく、一人で抱え込みがち。
全てを自分で完璧にやろうとすると、心が疲れてしまいます。
みのり「頼ること」は甘えではなく、ひとつの“選択肢”です。
- 家事代行サービスや便利家電を活用する
- パートナーとタスクを見直して分担する
- 行政サービスや地域のサポートもフル活用
「ひとりでやるより、頼ってうまくいく」ことが両立の第一歩なんですよね。
2.完璧を目指さない「7割主義」
「ちゃんとやりたい」と思うのは素敵なこと。
でも、100％を毎日続けるのは現実的ではありません。
- 食事は冷凍食品や惣菜を取り入れてラクをする
- 掃除は週末まとめてでも十分
- 子どもに動画を見せて「ひと息つく時間」をつくる
みのり「ちゃんとやる」より、「無理なく続ける」ことが大切です。
3.意識的にひとり時間を確保する
人と接する時間が長いと、HSPは心のエネルギーを消耗します。
ひとりになって静かに過ごす時間が「心の充電時間」になるんです。
- 子どもが寝た後に静かに過ごす
- 数分だけでもひとりで散歩
- SNSやニュースをあえて見ない日を作る
みのり「静けさ」は、HSPにとって最高の充電タイムになります。
4.「今はこれだけ」に集中する
HSPは一度にたくさんのことを処理するのが苦手。
マルチタスクは大きなストレスになるため、ひとつずつに集中するのが合っています。
- 今日のタスクを紙に書き出す
- 優先順位をつけて行動する
- 「とりあえずこれだけ」と決めて動く
みのり頭の中を整理することで、心にも余裕が生まれます。
5.小さな「自分ルール」をつくる
HSPは周囲に合わせすぎて、自分のリズムを失いがち。
自分の心を守るための「小さなマイルール」を作ることが、ストレスを減らすポイントになります。
- 頼まれごとをすぐに引き受けない
- 朝のニュースを見ないようにする
- 予定を入れない“空白日”を週に1日つくる
みのり「やらないことを決める」ことが、心を守る秘訣です。
HSPに向いている働き方とは？
マルチタスクが苦手なHSPの方が子育てと仕事を両立しやすくするには、自分の敏感さを理解してストレスの少ない働き方を選ぶことが大切です。
ここでは、特におすすめの働き方を3つ紹介します。
- 静かで集中できる環境で働く
- 一人でマイペースに進められる仕事
- 誰かの役に立つ仕事でやりがいを感じる
静かで集中できる環境で働く
周囲の話し声や物音が気になるHSPにとって、落ち着いた環境にいることは集中力と安心感につながります。
- 在宅ワークや静かな職場が理想的
- ノイズキャンセルイヤホンやパーテーションなどで刺激をカット
環境を整えるだけでも、集中力や安心感が大きく変わります。
まずはお手頃なノイズキャンセルイヤホンから試してみるのがおすすめです。
一人でマイペースに進められる仕事
周りに合わせすぎてしまうHSPには人との接触が少なく、自分のリズムで取り組める仕事が向いています。
- フリーランスや在宅で自分のペースを大事に
- 通勤がないことで、エネルギーの消耗を抑えられる
人に気をつかいすぎず、自分のリズムを保てる働き方が合います。
誰かの役に立つ仕事でやりがいを感じる
人の気持ちに敏感で、誰かの役に立てることに大きな喜びを感じやすいHSP。
誰かの役に立っていると感じられると、仕事にやりがいを見出せます。
- 保育・介護・相談など、人に寄り添える仕事
- 相手に寄り添い、感謝される経験がやりがいにつながる
人に感謝される経験が、HSPにとって大きな原動力になります。
みのり私も周囲の声や音が気になってしまうタイプです。
いずれは完全在宅ワークを目指して、副業を頑張っています。
HSPが避けたほうがいい働き方
HSPは感受性が高いため、合わない環境では強いストレスを感じやすい傾向があります。
ここでは、特に避けた方がよい仕事や職場の特徴を紹介します。
- 急な対応が多く、イレギュラーが頻発する職場
- ノルマ・競争・評価に追われる環境
- 人間関係が悪く、雰囲気がギスギスしている職場
こうした環境では、HSPは強いストレスを受けやすく、心が疲弊してしまいます。
みのり私も営業の仕事をしていたときは、成績表が貼り出されるのが憂鬱でした。
HSPに向いている働き方
これから仕事を始めようと考えているHSPの方は、いきなりフルタイムからスタートせず、自分のペースを大切にしましょう。
- 週1〜3日からスタートし、無理なく慣れる
- 在宅と出社を組み合わせて、人との距離感を調整する
- 短期間の仕事で試して自分に合うか確認する
疲れやすくストレスを溜めやすいHSPは、短時間から働き始めるのがおすすめです。
みのり私も5時間のパートで働いています。
8時間勤務の時より、心に余裕ができました。
まとめ
この記事ではHSPが子育てと仕事を両立する際のつらさの原因や大切にしたいポイントをお伝えしてきました。
この記事のまとめ
- 自分のペースを大切にする
- 完璧を目指さず「ほどほど」で
- HSPの気質に合った仕事を選ぶ
HSPは「敏感なだけ」でなく、大きな優しさと力を持っています。
みのりあなただけの心地よい暮らし方を見つけてくださいね。
