【HSP本】『雨でも晴れでも繊細さん』が教えてくれたこと

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雨でも晴れでも「繊細さん」レビュー

人の気持ちを気にしすぎてヘトヘトになる

そんな疲れやすい毎日をすごしている人に、おすすめの一冊をご紹介します。
HSP専門カウンセラー・武田友紀さんの『雨でも晴れでも「繊細さん」』です。

雨でも晴れでも「繊細さん」 [ 武田 友紀 ]

この本には、HSPが暮らしの中で安心して心をゆるめられる工夫が詰まっています。
気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

目次

著者・武田友紀さんについて

著者・武田友紀の経歴
  • 1983年に福岡県生まれ
  • 公認心理士
  • HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)専門のカウンセラー

九州大学工学部機械航空工学科を卒業後、大手メーカーで研究開発に従事。
6年目に体調を崩し、その経験を通じてHSPについての理解を深めました。

2014年にカウンセラーとして独立し、HSPの特性を活かしたカウンセリングを行っています。

著書『繊細さんの本』は60万部以上を売り上げるベストセラーに。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 [ 武田 友紀 ]

武田さん自身もHSPであり、講演会やトークイベントを通じてHSPの認知度向上に努めていらっしゃいます。

『雨でも晴れでも「繊細さん」』のメッセージ


武田さんが繰り返し伝えているのは、「幸せには、自分の心だけでなく環境も大事」ということ。
「心の持ちようで何とかなる」と言われがちなメンタルの世界にあって、これはとてもリアルで救われる視点です。

ひとつめは、自分が、幸せを感じられる状態にあること。
ふたつめは、自分にとっての「いいもの」がまわりにあること

引用:『雨でも晴れでも「繊細さん」

この2つが揃ってはじめて、繊細さんは安心して自分らしく生きられる。
読んでいて何度もうなずいてしまいました。

心がじんわり温まる、印象的なエピソードたち

『雨でも晴れでも「繊細さん」』の中では、HSPである武田さんが暮らしの中で感じたこと、実践していることが綴られています。

「フキの煮物で人間に戻る」って?

忙しさに追われ夕食をカロリーメイトで済ませていた武田さんが、手仕事として料理に向き合うことで『自分の輪郭』を取り戻していくエピソード。

フキの筋を1本ずつ取る工程は地味だけど丁寧で、自然と呼吸も落ち着くような時間だったのだといいます。
これを読んでから、私も休日だけでも「ちょっと面倒な料理」をするようになりました。

みのり

包丁の音や香りが心地よく、気持ちが整うのを実感しています。

「人の気持ちは、意外とわからない」自由さ

気を遣いすぎてしんどい

そんな繊細さんに向けて、武田さんはユニークな実験を紹介しています。

人の心を読みすぎて疲れるという武田さんの友人。

実際どこまで考えることがわかるのだろう。

疑問に思った武田さんは思い切ってその友人に対して「心の中で悪口を言ってみる」という実験をしてみました。
するとなんと相手はまったく気づかず、楽しそうに話し続けたというのです。

HSPの人は相手の顔色を見て、深読みしすぎてしまうところがあります。
「他人の頭の中まではわからない」
そんな当たり前のことを、私たちはつい忘れがちです。

みのり

人って思ってるより鈍感で、それがいいのかもと肩の力が抜けました。

「繊細であること」は、社会とつながる力にもなる

武田さんは本の中で、寄付や社会貢献にも触れています。
自分の感性を大切にするだけでなく、それを誰かの役に立てる方向に活かしていく。

これは『繊細さ=弱さ』という思い込みを、力強く覆してくれます。
私も日々、辛いニュースを見るたびに「自分には何ができるのだろう」と考え、モヤモヤすることがあります。

でも、「自分の担当を決めて、その範囲でできることをすればいい」と思えました。

みのり

ちなみに私がやりたいことは、地域で保護猫活動をしている団体へ寄付をすること。
無理のない範囲で、でも丁寧に力を注いでいきたいと考えています。

すぐに試せる68の小さな工夫

この本の魅力は、やさしい文章だけではありません。
日常に取り入れやすいヒントが、なんと68個も紹介されています。

HSPが心地よく暮らすヒント

  • 深呼吸のリズムを整える方法
  • 質のいい靴下を履いてみる
  • 手仕事(料理、掃除、草むしり)を生活に取り入れる
  • 「自分に優しい言葉」を自分にかけてみる
みのり

私が実践したのは家族がまだ起きていない早朝にコーヒー豆を挽いて、お気に入りのマグカップでゆっくり飲むこと!
少し心が落ち着くようになりました。

読者のリアルな声

『雨でも晴れでも「繊細さん」』はレビューサイトでも高評価が目立ちます。

読んでいてホッとした

この人の本は何冊目だけど、一番好きかも

自分は繊細すぎると悩む人にはぜひ読んで欲しい内容です。

この本がおすすめな人
  • 人間関係に気を遣いすぎて疲れる
  • 刺激に敏感で、すぐにキャパオーバーになりやすい
  • 自分の繊細さを「ダメなところ」だと思っている

ただHSPじゃない人が読んでも「なるほど、自分もこういうところあるな」と感じられる、やさしい普遍性もありました。

まとめ

『雨でも晴れでも「繊細さん」』は、ノウハウではなく心が疲れた時や、何かに迷ったときに読みたくなる本です。
忙しさやストレスに押しつぶされそうな日、ふとページを開くと、誰かに「そのままで大丈夫」と言ってもらえたような安心感があります。

みのり

繊細さんも、そうでない人も、少しだけ「自分にやさしく」してみたくなる、そんな一冊でした。

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本 [ 武田 友紀 ]

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