HSPの子ども保育園に行きたくない！
朝になるとと泣いてしまう子ども。
焦る気持ちと同時に、ママ自身もつらくなってしまうことはありませんか？
HSC（ひといちばい敏感な子）は、環境の変化や人との関わりにとても敏感。
だからこそ登園渋りになりやすく、毎朝の支度が大きな負担になりやすいんです。
でも「無理に行かせる」ことがゴールではありません。
子どもの気持ちを理解しながら、少しずつ安心して園に向かえるようになる工夫を取り入れることで、親子の心もラクになります。
みのりこの記事では、HSCが登園渋りをしやすい理由と、今日からできる対処法、そしてママ自身の心を守る方法までまとめました。
HSCが登園渋りしやすい理由
HSCの子どもは、持って生まれた「敏感さ」があるため、登園時に不安や緊張を感じやすいのが特徴です。
- 環境の変化に敏感 → 園のにぎやかさや刺激が大きな負担になる
- 人の感情を受け取りやすい → 先生の表情やお友だちの泣き声に影響される
- 不安や緊張が強い → 新しい活動や初めての人に強いストレスを感じやすい
みのりこれは「甘え」や「わがまま」ではなく、HSC特有の気質です。
「うちの子だけ…」と悩む必要はありません。
登園渋りへの具体的な対処法5つ
1. 子どもの気持ちをまず受け止める
「行きたくないんだね」と気持ちをそのまま言葉にしてあげましょう。
否定せず受け止めることで、子どもは「理解してもらえた」と安心します。
親に受け止めてもらえると、それだけで心が落ち着き、次の行動へつながる力が湧いてきます。
みのり気持ちに寄り添うことが、登園渋り克服の第一歩になります。
「どう声をかければいいのかわからない…」と悩んだときに役立ったのがこちらの本です。
子どもが安心できる言葉がけのヒントがたくさん載っています。
『子ども繊細さんへの声かけ』（時田ひさ子 著）
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2. 朝の準備をゆったり進める
バタバタしていると不安が増してしまいます。
早めの準備をすることで穏やかな気持ちで出掛けられます。
- 前日の夜に持ち物をそろえておく
- 朝は少し余裕を持って起きる
みのり準備の合間に深呼吸をしたり、好きな音楽を小さく流すのも効果的です。小さな工夫で「落ち着いたスタート」が切れます。
3. 「できたこと」を小さく褒める
たとえ園に行けなくても、その一歩をしっかり褒めることが大切。
「できた！」という成功体験が積み重なることで、少しずつ自信が育っていきます。
- 靴下を履けた
- 玄関まで来られた
- カバンを背負えた
みのりどんな小さなことでもOKです。
「頑張ったね」の一言が、子どもにとって大きな安心と自信になります。
4. 先生や園に気持ちを伝える
「敏感な子なので、登園が難しいことがあります」と先生に伝えておくだけでも違います。
園側も配慮しやすくなり、安心材料が増えます。
- 朝の支度に時間がかかる
- 人前で泣きやすい
などを共有すると、先生もサポートしやすくなります。
みのり子どものことを一人で抱え込まない姿勢が、登園をスムーズにするカギになります。
5. 無理な日は割り切って休む
どうしても泣き止まない日、心が限界の日は「今日は休もう」と割り切ってOK。
無理に行かせても逆効果になることがあります。
家庭で安心できる時間を持つことも、長い目で見ればプラスになります。
休むことで子どももリフレッシュでき、翌日は気持ちを切り替えやすくなることもあります。
みのり親子で無理をしない選択が大切です。
ママ自身の心を守る工夫
登園渋りは、ママの心にも大きな負担を与えます。
だからこそ「子どものサポート」と同じくらい「ママ自身のケア」も大切です。
- 少しの一人時間を作る（散歩・コーヒー・好きな音楽）
- セルフケアアイテムを活用する（アロマ・アイピロー・ブランケットなど）
みのり気分転換になり、笑顔で子どもに向き合えます。
「私の育て方が悪いのかな…」と自分を責めそうになったとき、この本に救われました。
同じように悩むママの体験談もあり、「私だけじゃない」と安心できます。
『10代HSPさんの「しんどい」をかるくする本』（みさきじゅり 著）
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どうしてもつらいときは
登園渋りが長引いてママの気持ちが限界になっているなら、外のサポートを使ってみましょう。
- 保健師やカウンセラーに相談
- 園の先生と話し合い、サポート体制を整えてもらう
- ベビーシッターや一時預かりを利用してリフレッシュする
「完璧に通わせる」ことがゴールではありません。
まずは家庭で安心できる時間を大切にしてOKです。
まとめ
HSCの登園渋りは自然なことで、決して特別なことではありません。
子どもが敏感だからこそ、不安を感じやすいだけ。
大切なのは、
- 気持ちを受け止めて安心させること
- 小さな一歩を認めて褒めること
- ママ自身の心も守ること
みのり「できなかった」より「今日はここまでできた」でOK。
親子で少しずつ進んでいけることを大切にしていきましょう。
友達関係に悩みやすいのもHSCの特徴です。
【HSCの友達関係の悩みと安心できるサポート法】の記事も参考になりますよ。
ご飯作りまでしんどい日は、宅配幼児食を取り入れるのも安心です
